そして、息を切らした風磨が叫んだ。 「何やってんだよ!お前らしくないな!いつもみたいに、無理すればいいだろ?!」 頭が真っ白になって、ずっと燻っていたものが消える感覚に陥る。 「お前ならできる!俺は信じてる!お前も俺の言葉を信じろ!頑張れ!頑張れ彩穂!」 ――嘘でしょ、風磨。 彩穂の涙が止まらない。