怜哉「そう。秘密…」

『な、なに…』

―――高崎君は私の手首を持っている。

―――ギリ…ギリ
『い…痛…』

怜哉「そうだなー…まずそのココアちょうだい」

『あ、あぁ…そんなこと…。…はい』

怜哉「ちげぇよ。口で」

『く…口!?そんなことできるわけないじゃないっ!』

…く、口なんて…わ、私まだキスだって…したことないのに…
怜哉「…命令1。そのココアを君の口で俺に移して」

『い、…いやっ』

怜哉「俺の命令は絶対に服従なんだよ。だいいち、君、わかっててきたんじゃないの?」

『そ、そんなこと!!』

怜哉「ふーん…ま、いいや。…ほら、早く…俺だって寒いんだよ」
『だ、だって…!!』
怜哉「…寒いなー…」

『〜〜〜〜っ』

――――――――
――――――――――
私は、ココアを口いっぱいにふくんだ。
――――――高崎君の口に流しこむ…

…っっ!!!
ココアが首に伝った。
『ココア…ココアが…』

怜哉「ん?…あぁ。」
すると私の首を舐めた。

『っひぁ…!!や…ふぁ…っ』

怜哉「…なに感じてんの」