樹里は拓也の人柄を知ってほしくて、オレに会わせてくれたんだと思う。

オレと拓也は、意気投合して番号とアドレスも交換した。

樹里を犯そうとしていた嫌悪感も消えてくれた。(もう二度とそいうことはないだろうし、反省もしていたから)

そして、樹里のことを好きだった、拓也の分まで幸せにしようと誓った。



拓也と店で別れた後、オレは久しぶりに樹里の家に寄った。

実は、ここでどうしても伝えたいことがあったから。


「寒いけど、空気の入れ換えしてもいいかな?」

「いいよ」

オレは返事をする。

樹里も自分の家に帰るのは久しぶりのことだった。

最近はずっと、オレの家に来ていた。

なので、空気の入れ換えをしたかったのだろう。