腹黒年下くんの甘い罠。




侑李くんの細い指が私の指に絡んでいく。


田原先輩より少し小さな手。

だけど十分私より大きい。


まさか侑李くんの手にまで男を感じるとは思わなかった。


可愛くて私と同じくらいの身長なのに、腕とかすごくゴツゴツしている。

細い癖にしっかり筋肉もついてるし。


「彩華先輩ってよく変態って言われない?」


自分の世界に浸っていた私におかしそうに話かける侑李くん。

てか....


「へっ変態!!?アンタの方が変態でしょーが!!」


「男はみんなこんなもんだよ?好きな子には我慢なんて出来ないから。」


叫ぶ私に花のように可愛らしい笑顔を向ける侑李くん。


その可愛らしい笑顔と台詞が全く合っていない。