「侑李くん、ありがとう。助かったよ。」
私の前を歩く侑李くんにそう声をかける私。
本当に助かった。
侑李くんが来なかったら私、どーなってたことやら。
「僕との約束覚えてる?」
「え?」
侑李くんは足を止めてこちらに振り向く。
ザ☆不機嫌
黒オーラムンムンな侑李くんは本当に不機嫌そう。
ちゃんと笑顔を浮かべているのはいるが。
約束?
.....もしかして。
急に血の気が引いていくのを感じる。
きっと今の私は青ざめているに違いない。
「その表情は覚えているんだね?じゃあ、わかるよね?」
僕が不機嫌な理由も。
最後にそう囁いて侑李くんは私との距離を縮める。



