腹黒年下くんの甘い罠。




「それはこっちの台詞だよ。彩華と付き合ってるのは俺だし、そっちこそ彩華に触れるなよ?」


田原先輩は大人な笑みを浮かべて侑李くんを睨む。

もちろん目は笑っていない。


「「.....。」」


田原先輩と侑李くんの無言の睨み合い。


間にいるこっちの身にもなって!!


「.....次の決勝、先輩のクラスでしたよね?」


ピリピリ空気の中、侑李くんがゆっくりと口を開く。


「そーだけど。」



田原先輩の返事を聞いた侑李くんは少し間を開けてこう言った。


「次の決勝、僕のクラスが勝ったら先輩は彩華先輩のことを諦めてください。僕のクラスが負けたら僕が諦めます。」


「え!!?」


侑李くんの言葉を聞いて驚く私。


つまりこれは.....