「.....っ。」 自分の世界に浸りすぎたことを後悔する。 田原先輩に手を取られている私。 田原先輩は楽しそうに目を細めて私を見つめる。 嫌な予感しか感じない。 こんな展開でいいことなんて起きるはずがない。 逃げたくても逃げられない。 周りにはチャラい男達。 私の腕を掴む田原先輩。 「手を離してください。」 「嫌だって言ったら?」 くすりと笑う田原先輩が私にゆっくりと近づく。 その大人で端整な顔立ちは本当に原田さんと似ていて不覚にも一瞬、心臓が跳ねる。