すぐに夏休みはやって来た。


部屋の中は冷房を効かせまくってるので全く暑くない。

むしろ寒いくらい。


あれから侑李くんとは何も喋っていない。

会ってすらいない。


失恋をした私はと言うと....


『彩華!!俺の側から離れるな!!』


「えへへ〜。離れませんよ〜。一生アナタだけです〜。原田さんだけです〜。」


壊れていた。


夏休みに入ってから朝から晩まで寝ずにゲームをプレイ。

PSPの画面に写る原田さんにひたすら萌えまくる。


ゲームをやめてしまえば考えてしまう。

だから、やめられない。