腹黒年下くんの甘い罠。




『雷注意報も出ているんだよ?』


雷?


「雷怖いんだってね?ここで一人ビクビク過ごしなよ?もう侑李くんには近寄るなよ?」


バンッ


そう言ってボスが扉を勢いよく閉める。


ちょっと待って。

ちょっと待って!!


「あっ開けてよ!!ここから出して!!」


バンバンッ


私は強く扉を叩く。


嫌だ。

こんなところで一人で、雷がくるだなんて。


「や...いやっ!!」


ドンッ


雷が落ちる音。

倉庫中が一瞬ピカリと光る。


「っ!!」


ガチャッ


カギがかかる音が倉庫に静かに響く。


私、雷だけは本当に無理なんだよ....。