腹黒年下くんの甘い罠。




やって来たのは体育館倉庫。


Q.なんで、こんな明らかにアナタを殺そうとしている奴等について来ちゃったの!!?

A.無理矢理引っ張られて来たの!!好きで来た訳では断じてない!!


「は、離してよ!!」


私を掴むたくさんの女子にそう叫ぶが全く離してもらえない。

両腕を完璧に押さえられてる。


「私たち忠告したよね?侑李くんに近寄るなって。」


この子たちのボスだろうか。

たくさんの女子の中から気の強そうな細い猫目の女の子が現れる。


手紙の犯人はこの子か......


「あっちから近寄ってくる場合はどーしたらいいのよ?」


「な、なんて生意気な!!」


私の台詞を聞いて私をすごい勢いで睨む猫目の女の子。

そして騒ぎ出す女子たち。


「そもそも私が誰と居ようと勝手でしょ?」


何故かこの状況にムカついた。


普段ならこの子たちをなだめてこの状況をなんとかするはずなのに。


出てきたのは嫌味だった。