だとしたら……ここにずっといた人たちは一体、どれだけの恐怖と戦ってきたのだろう。 いつ敵がくるかも分からない。 敵陣に場所がばれてしまうことを恐れ、声も出せない。 そんな状況の中、この世界に何を感じ、毎日の日々を過ごしていたのだろう。 ───きっと。 日本が勝つことを信じ、毎日祈っていた。 また、この暗闇から抜けだして、光のある場所へと辿り着けるように。