起きたら、泣き寝入りしたせいで目はパンパン。 優介には見せられない。 見せたくても無理けど… と、 会えない現実を身に染みて再び泣いた。 ポケットに入っていた携帯を取り出すと、ずっとポケットに入っていたせいか熱くなっていた。 『熱い』 と、 独り言を言いながら見ると優介からメールと電話がたくさん入っていた。 着信20件 メール15件 恐ろしい事に全部優介だった。