次の日の朝 名前を呼ばれて、起こされた。 6:00… 状況を把握するのに時間が掛かった。 『朝から何』 「仕事行ってくるね」 と、 言うとキスをして私の視界からいなくなった。 『行ってらっしゃい』 少しすると、玄関が閉まる音がした。 こんな早く行くの? 仕事に行く優介を初めて見るから驚きしかなかった。