『優介』 勢い良くドアを開けると…スヤスヤ布団の上で寝ている優介。 …良かった。 そしてゴメンね、と心の中で謝った。 私は寝ている優介の横にいき、おでこを触った。 明らかに熱い。 そして顔色が悪い。 私が知っている優介はあまり風邪を引かないという事。 だから… 風邪を引いた時はかなり反動が酷いみたい。 それがまさかの今? もしかしたら、 仕事の疲れとかがやっと出たのかもしれない。 休める時に休んでほしい。 自分もわがままを言いすぎていた事を反省した。