家にはママも優介もいてくれていた。

夜はパパもいてくれる。



万全の体制を作ってくれる家族に感謝しかない。

一生パパとママには頭が上がらないだろうな。







予定日の次の日。




お腹を気にしながらも優介と共に宿題をしている所だった。






『なんか、痛いよぉ~』




私は横にいた優介の膝の上に倒れこみ、助けを求めた。




「え。ママ呼んでくる。」




なに。この痛み。

これがよく言う陣痛の痛みっていうやつ?




痛すぎる…




「これから病院行こう」




ママは冷静だった。

出産を体験している人は違う。



少し落ち着いた時を見計らってママが運転する車でかかりつけの病院に向かった。