仕事に行く優介をあまり困らせたくないから、泣かないように頑張る。 トイレ行って… ボサボサの髪をとかして…顔洗って、着替えたらすぐに30分立ってしまった。 時間はあっという間。 地獄のようだった。 自分のマンションのエレベーターの前で優介と別れた。 『仕事頑張ってね』 「うん、ありがとうな。」 優介と別れて… 寂しさに襲われたけど、学校に行く支度をして、いつも通り登校した。 平凡で、平和な1日だった。 前なら優介が自転車で迎えに来てくれていたけど、今はのんびり電車で帰宅している。