晴たちは8時過ぎに帰って行った。 玄関まで送った時に、 晴は小さな声で優介に言った。 「お前は何も悪くねぇよ。莉子も俺らもいるだろ?」 「おっ、サンキューな」 友情に勝手に感動していた。 きっと、晴たちにしかわからない事があるんだろう。 所詮、私と優介は出会って1年しか立っていない。 わからないことの方がたくさんある。 晴たちから学ぶ事が多々あって、感謝感謝。