何分くらいだろう。 私の体感時間は3時間くらいだけど…時計を見ると、まだ30分くらいしか立っていなかった。 改めて時間って残酷だな、と思った。 気長に待っていると優介が部屋に戻ってきた。 『何話してたの?』 「話したくない」 優介らしくなくて…一瞬にして不安に襲われた。 無理に聞くのも嫌だからそっとしといた。 それにしても、胸がムカムカとする。 「寝よう」 と、 言って私を抱きしめながら寝てしまった。 私もその後優介の暖かさにやられ…睡魔に襲われ寝てしまった。