俺たち陰陽師!!!!!




「…天真爛漫で、喋る事が大好きで、興味が湧くと直ぐ行動に出て………大変な女の子かもしれない」

涙はどんどん流れる。

「……あと、涙脆いんだ。悲しいことがあったり、嬉しいことがあると直ぐ泣く……困った娘だ…」

少し顔を上げた旦那様の顔は涙でぐしゃぐしゃになっていた。

「感情を押し込む癖がある…我慢し過ぎて君たちに迷惑っを……かけるかもしれん…」

涙声になる旦那様を俺は唇を噛み締めながら見つめることしかできなかった。

「…だけど、根はいい子だ。…友達を大切にする、やさし……っ、優しい子だ…」

旦那様は鳴き声こ殺すように黙った。

楓はこんなにも大事にされ、実の子供でもないのに愛され、育てられてきた。
まるで楓と旦那様――松竹梅家の過去を聞かされているような気がして、俺も涙が出そうになる。

楓の癖、気持ち、性格を細かく俺に教えてくれた。
それは旦那様が楓に対する心配を意味している。

だけどそれは吹っ切れとでも言うのだろうか。

別れを意味しているようにも聞こえて、喉が苦しいくらいに熱くなった。