恋結び【弐】

恋愛(ピュア)

恋雲/著
恋結び【弐】
作品番号
892163
最終更新
2013/08/03
総文字数
1,102
ページ数
3ページ
ステータス
未完結
PV数
207
いいね数
0
恋結び【壱】の続編。

恋結び【壱】お読みになられていない方は、お読みになってから来ても、なっていなくても、恋結び【弐】は大部分、理解ができるでしょう。

けれど、恋結び【壱】から読んでいただけると光栄です(^^)





―――――――――――――





不運だった。

婚約者だった彼女が、他の男を選んだこと。


不運過ぎた。

嫉妬に狂い、彼女を傷付け、涙を流させた。




俺にはもう、人を愛すことはできない。

そう思ってた…――




――――…だけど。





「大丈夫大丈夫!」


笑って。


「……そんなんじゃ、意味ないじゃんっ…!!」


怒って。


「私は…ただ……笑ってもらいの……」


泣いて。


「ありのままの自分で、いいんじゃない?」


また笑っていた。



そんな君に、彼女を重ねて俺はまた傷付けてしまうのだろうか。



「もう……一人じゃ、ないよ…」



そんな君は俺の太陽のようにも見えたんだ。










*********





大久保社の若社長

大久保翔太(25)


×


翔太になついた迷い猫

浅川光(19)





*********









泣き虫な君に、恋をした。












目次

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