俺たち陰陽師!!!!!




「んっ……」

光が消え、楓の手首には朱色をした、細い鎖のブレスレットだけが残った。

楓は興味深そうにそのブレスレットを見つめていた。

「…これは…?」

『お前が朱雀の主だという証だ』

足元から聞こえた低い声に、皆は下を向く。

「ブレイク!」

俺は屈んでそっとブレイクを肩に載せた。

「ぶれいく…?」

楓が首を傾げて聞き直す。

「ああ、ごめんね。コレはブレイクで俺の――」

『我は大魔王だ』

「「だ、大魔王!?」」

楓と時雨は驚いた表情をした。
朱雀は微笑んで俺に近付き、ブレイクに視点を合わせてニコッと無邪気に笑った。

「お久しぶり、ブレイクちゃん♪」

『相変わらず干渉してくる奴だな、お前は』

「別に干渉してる訳じゃないわよー」

どうやら2人(?)、いや、1人と1匹は、知り合いらしい。
玄武の時もそうだが、ブレイクは自棄に顔が広い。

その後もブレイクと朱雀は楽しそうに(?)話し続けていた。

「はぁ…」

俺は思わず溜め息を溢してしまった。