途端に光が溢れ、皆目を眩ました。
「っ…」
俺が目を開けてみると、そこには黒く、長い髪をして、まるで日本人形のような女の人が立っていた。
楓は目を開くと、口をパクパクしていた。
「あっ、あなたは…っ!?」
「面と向かって話すのは初めてね、楓♪」
ニコッと笑った女性は楓の目の前で膝を地面に付け、頭を下げた。
「私は朱雀(すざく)と申します。朱端楓様。私の主とし、私の力を使い、共に戦うことを誓いましょう」
「戦う……」
俯く楓を、俺と零と時雨は見守った。
「(…もう逃げない。戦うことはなんなのか、よくわからないけど、きっと、あの日の四人と戦うこと。ならあたしは………あたしは…)」
楓は息を飲んだ。
「……朱雀」
「はい」
「あたしと一緒に戦って」
朱雀はクスリと優しく微笑んだ。
「……私のこの力と魂、あなたの為に尽くしましょう…!」
すると、楓の手首き光の輪が現れた。

