俺たち陰陽師!!!!!



「…そうだ、そち」

赤い髪の男は楓を見る。
楓はピクリと肩を揺らした。

「朱端、楓…じゃな?」

楓は小さく頷いた。
赤い髪の男は微笑んだ。

「……そちの姉は元気だぞ」

「…おねえ、ちゃん…?」

楓は首を傾げた。
すると四人の一人の女が咳払いをした。

「K、そろそろ行くわよ」

「ふふっ、そうじゃな」

そう言い、四人は火の海に消えていった。
その後、取り残された楓と時雨は、行く宛もなく、火の海を走り、一つの屋敷に辿り着く。








―――…



「……そして、この松竹梅のお屋敷に辿り着いたのです」

打ち明かされた残酷な過去に、俺と零は言葉も出なかった。

時雨は拳を作り、震えるほど力強く握っていた。