四人は楓の力に圧倒され、手も足も出ないでいた。
「はっ…っ…か、えで……」
時雨は傷口をやっとの思いで手で塞ぎ、朦朧とした意識の中、楓を見つめていた。
「なんやっ…これっ!!」
「聞いてないわよっ!!」
「K……コイツ…は…!?」
「この娘がっ、四神の……四神の民じゃっ!!!」
赤い髪の男は目を大きく見開き、狂ったように笑だした。
「ああああぁぁ!!」
「良いぞ、良いぞ、良いぞ!!!そちの力をボクに見せておくれ!!!」
「うああぁあ!!!」
楓の背には炎の翼。
手首、足首にも炎の輪がくくりついていた。
そして、楓は光に満ちた不思議な道具で赤い髪の男の右足を目掛け、降り下ろした。
ジャキッ…
赤い髪の男以外の三人と楓は、目を見開いた。

