「・・だったのよ。おもしろいでしょ。」 「へぇー。それはおもしろいね。」 華は、空のオモシロ話が終わると急に真剣な顔をして話し出した。 「ねぇ、苺。ほんとどーしたの?さっき考えてたこと?」 華はこういう時だけ妙に鋭いから困る。 「んー、別にそんな気にすることじゃないんだけど…」 私は華に朝あの人と目があってからおかしいことを話した。