「あたしさ、今日はパーティーの方に出るの?」 「出て俺の隣にいればいいよ」 「う、ん・・・」 「不安なのか?」 「いや、最近あたしが出席するパーティーが多くなってきたな、って」 「そろそろ継ぐんじゃないのか?」 「さあね・・・」 すーっと車が停まり、2人で肩を並べて海堂邸へと向かった。