今あたしはブレザーの胸ポケットとスカートのポケットにそれぞれケータイが入っている。


少し考えた結果。


あたしはストラップが沢山付いている、胸ポケットに入っていたプライベート用のピンクのスマホを取り出した。



みんなとそれぞれ連絡先を交換しスマホをしまう。




「さあ、副会長。仕事始めよっか。」




「いやいや、ちょっと待った」




光平を慌てて止める。



「授業は…?」


もう1限が始まってしまっている。



「ハナちゃん転入してきたでしょ?


この学校は基本、途中転入は認めてないんだよね。でも普通に入ってきたから理事長にワケを聞きにいったんだ。


頭が良いから許可したんだって。


だから授業出なくて大丈夫でしょ?」




「でも単位は…」




「生徒会に入ってる人は留年させないから大丈夫。さぁ、出掛けるよ」




よくわからないまま、いつもの車に引きずり込まれて着いた先は撮影スタジオ。