「は~?ちょ、まじめに聞いてるんだけど~」 「あたしだって十分まじめよ? でもアメリカの時のモデルで稼いだ分があるわ」 「ふ~ん・・・」 これ以上探らないで欲しい。 「あ!お腹空いたでしょ?ご飯にしましょ?」 時刻は午後5時。少し早いけどまあ良いだろう。 「じゃあ、俺が作ろうじゃないの~」 のそっと翼は立ち上がってキッチンに入ってくる。 「え?翼って料理できるの?」 「飯は翼にまかせとけ」 葵にも言われてあたしは渋々リビングに向かった。