みんなの分のコーヒーを煎れてあたしもいつもの葵の隣に座った。
「花ちゃん家の家具って見た限り天道のを使ってくれてるんだね」
「ええ。質がいいしあたしの好みのが多いから」
あたしが部屋に置いてある家具はほとんど天道の。
しかもあたしがデザインしたものなのだ。
「ねぇ花ちゃーん。ここって何階なのー?」
夏希はウキウキした様子で聞いてきた。
「最上階の30階よ」
「まじかよ・・・」
葵からの驚愕の声色だった。
「花って何でこんな超高級マンションに住めてるのよ~」
タラタラと。でも探るように聞いてくる翼は、たちが悪い。
「ふふっ。人脈じゃない?」
