朝。理事長からもお許しが出たので優羽がくれたローファーを履いていった。



茶色で15センチのヒール。



ジュエリーも程良く付いていてちゃんと制服に合っている。



ローファーとは言えないかもしれないけど。



いつも通りに迎えに来た凪。



「おまっ、なん、え、は?」


混乱していた。



「そんなの履いていいのかよ!?」



「理事長から許可は貰ったし」



車に乗っても凪からの質問が続いた。



「今日は教室行くから」



凪とは入り口で分かれた。