「あと他に真城と揉めてる学校はあるの?」



「うーん、あと2校くらいあるよね?」



光平は葵に目配せをした。



葵はコクン、と首だけを動かして肯定した。




「もう一つ。飯泉にも聞きたいんだけど」



「は、はい!」



「さっき、あたしの事なんて言った?」



「えっと、『桜木の女』ですか?」



「そう、それ。どうなってるのかしら?」



右隣に座っている葵を見るけれど。


彼は眉間に皺を寄せている。