「あたしの名前はね、足立花じゃない。一藤華よ」 血の気がさーっと引いたのがわかった。 一藤は日本一の会社。その一藤とプロジェクトが進められるのは光栄な事。会社としての立場も良くなる。 そんな・・・ 「す、すいませんでしたっ」 「謝って欲しい訳じゃない。あたしのプライベートの事は黙ってて。余計な事は言っちゃだめよ? 何があってもそのプロジェクトは進めるわ。あたしが継いだ時も近くに置くつもりだった。 でもばらしたら・・・即潰すから」