「他の人がいる前では嫌だ」 なるべくかわいく言った。 口止めするの、1対1のほうがいいから。 「そいつ、翔太さんに惚れたんじゃないっすか?会長部屋、行ってきていいっすよ?」 「おし、じゃーいくか」 飯泉はあたしの腰に手を回したまま歩き進める。 大人しくついていき、1枚のドアを開けて部屋に入る。 その部屋はさっきの部屋の半分くらいの広さで、端にベッドが置いてある。 奥に窓がついていて、その前に王様が座るような椅子がおいてある。 「お前も桜木がいるのに浮気するなんて薄情な女だな」