「翔太さん。こいつが桜木の女っすか?」 「あぁ」 やっぱり。こいつ飯泉翔太か。 「こいつ食っちゃってもいいっすか?」 「だめだ。こいつは俺のもんだ」 あんたの物になった覚えがないんだけど。 腰に手を回される。やめろや。 あ!良いこと考えた。 そのまま飯泉は左手であたしの後頭部を押さえて自分の方に顔を向かせて距離を縮めてくる。 どんどん迫ってくる飯泉の顔。 あたしは飯泉の口元を左手で覆った。