「おかえり」



家に着くと既にユウが居た。



「ただいまっ!ねぇねぇ、アレ。持ってきたの?」




「ほら」



と、ユウがDearのショッピングバッグを差し出す。




やっと来た、と思いながら手を伸ばすとサッとかわされその手は空を切った。




「へ・・・?」




「華。仕事終わってからね?」



「ユ、ユウ?」



「ちょっと多いかもね~」


あ、あれ?