梨桜SIDE 三時間目は、臨海学校の話だった。 臨海学校での持ち物、しおり閉じをする。 「ねぇねぇ」 美穂に呼ばれて、私は後ろを向く。 六月に席替えをして、私の後ろは美穂になった。 私の隣は蓮くん。 美穂の隣は幸也くん。 四人でよくおしゃべりするんだ。 「ペアって、誰ととか決めないのかな?」 私は首を傾げた。 「どっかに書いてない?」 「ない」 そのとき、先生が口を開いた。