「おっとっと」 社長が腕を伸ばして私のカラダを支えた そして至近距離でジーッと私の顔を見つめると 「ねぇ、古都ちゃん。目元の化粧ぐちゃぐちゃだし目赤いし頬に水滴付いてるんだけど」 見事に泣いてたことがバレた。 「あとオデコどこかにぶつけた?タンコブあるよ」 「痛っ!」 社長がオデコに触れるとピリッとした痛みが走った 「いっぱい酒飲んでパーティーを途中で抜け出してオデコにタンコブ作ってこんなところで泣いてるなんて古都ちゃんらしくないんだけど?」