社長には堕とされません




俺の古都ちゃんに何てことしてくれてんだよ、



親父が出て行ってすぐに古都ちゃんに近付いて


親父にキスされた古都ちゃんの頬を手でゴシゴシとさすると



「…社長痛いです」



古都ちゃんは冷たく俺の手を払いのけて



「このドレスは大切に保管させて頂きますので」



ドレスの入った箱を持って軽くお辞儀をした



「保管?なに言ってるの古都ちゃん(笑)着るんでしょ?親父のパーティーで」



「……パーティー?」



頭の周りに”?“マークをたくさん浮かべて首を傾げる古都ちゃん


可愛い…(笑)




「今週末親父の会社のパーティーがあるじゃん」