社長には堕とされません




この古都ちゃんの態度に親父も戸惑ったのか


「本当に??受け取ってくれるのかい?」


ポカーンとしている



「大切に着させて頂きます」



「き、着てくれるのかい!?」




「はい」




終始笑顔の古都ちゃんに機嫌を良くした親父は



「はっはっは」



高笑いをしてから



「ありがとう」




古都ちゃんの頬にキスをして



「では、失礼するね」




─ガチャン



社長室を出て行った