社長には堕とされません




親父が持って来たドレスは

胸元がバーンと思いっきり開いていてきっと古都ちゃんが着たら谷間丸見えで、

ドレスの裾も短くて少し動いたら絶対パンツが見える…攻めまくった超セクシーな真っ赤なドレス



「………親父」



「どうだ?良いだろー?」



個人的には是非着てもらいたいけど…



「こんなドレス絶対着ねぇよ……」



ドレスを突き返した



「ぇえ!?な、ななんで!!?」



「古都ちゃんの性格から考えてわかるだろ?

こんなの着るわけねーじゃん」



死んでも着ないと思う。



「そうかぁ…?残念だな……」




「………あのさ?俺、忙しいんだよ」



親父の悪ふざけに付き合ってる暇ねぇんだよ