社長には堕とされません




「何だよーちょっとくらいいいじゃんねー?高城くん♡」



「いや、犯罪ですからお父様」



古都ちゃんも冷静に親父にツッコミを入れて



「失礼致します」



軽くお辞儀をして社長室を出て行った




「いやぁ~相変わらず高城くんはお色気ムンムンだねー」



古都ちゃんの去って行ったドアを見てニヤニヤしているエロ親父。



「………で?野暮用って何だよ?」



「ほら!今週末パーティーがあるだろ?」



「あぁ…親父の会社の?」



「そうそう!今日はパーティーの時に高城くんに着てもらうドレスを持って来たんだ♡じゃじゃーん!!」



そう言うと親父は手に持っていた箱を勢い良く開けた