「どうしよう・・・ご主人様倒れちゃっ
 たよ?」

「しかたないだろう。一応ありえないこ
 とらしいのだから。」

その二人の前で、レオは信幸をベッドに
寝かせる。

「とりあえず、起きたら落ち着かせよう。
 たぶん・・・・驚くだろうから。」

「当たり前だ。」

「でもさ、黙って僕らの話してくれるか
 な?」

「ロア・・・お前はテロリストか・・・
 。」

額に汗をなじませるルキ。

「とりあえず・・・ご・・・ご主人様が
 起きるのを待つぞ・・・。」

顔を真っ赤にして、ルキは言う。

「あ、ルキ君顔真っ赤!かわいい♪」

「ホントだ~!ニヤ・・・」

「うるさいっ!!」

ルキはそっぽ向いた。