【完】アタシは3代目。



「じじじじ仁…それかナツ…紀一でもいい。あたあた…アタシを助けろ!めめめ…命令だっ…」


いつも偉そうにしてるあたしを、オロオロさせるなんて大地は凄い。


そう言える。


「仁さんナツさん紀一さん。咲の言うこと、1日くらい聞かなくたっていいっすよ」


な、何てことを!


「でもお嬢が…」


紀一、あたしのことを思ってくれるのか。


大地の言うことなんか、聞かないよな。


「紀一、別にいいんじゃね?」


ナツ、何がいいんだよ!?


「そうそう。いつもお嬢いーや…咲の言うこと聞くの、すっげぇ疲れるし」


仁。


あたしはアンタに、めっちゃ幻滅したんだけど。