「大丈夫か?」
這い蹲う大地に、手を差し出して聞いた。
けど、応答なし。
大地ってば、ショックのあまり声がでないみたい。
どんだけあたしを、嘗めてたんだ?
「おーい。大地?」
「あ…。…咲」
ふー。
一安心一安心。
「咲って、スゲェな。さすが、3代目」
彼氏に言われるって、何か複雑。
「あ、ありがと」
一応、お礼言ったけど。
「お父さん!頑張った大地に、ごちそう用意して」
「ははっ。わかったから」
「ありがと」
ん?
さっきお父さん、笑ったよね?
何か嬉しいな。
「みんなー!今日は、宴会だ!!大地にお礼を言えよ?」

