スノードロップ


「なぁ、本間さん何かあったと?」

上機嫌で爆笑しているリッコを放っておいて、颯人が小声で聞いてきた。

自然と近くなる距離にまた心臓が跳ねる。

「さぁ……?」

桃が首を傾けたのに被せるようにヤエの声がした。

「リッコ、今日の放課後彼氏と会えるらしい。
だからこの鬱陶しさ」

え!?
リッコちゃん、彼氏いたんだ……。

桃はまずそこに驚きである。

桃の方はというと、
彼氏いない歴=年齢
順調に進行中だ。