秘密*恋ゴコロ

どちらかと言えば、私はプライドが高い方だしーー...

それに、謝る理由がない。


「香織、無視無視。」

「そうだよね。」


梨花に言われて、気がつく。

そうだよ、相手にしなきゃいいんだ。



その後、また声が聞こえたけど、
梨花と2人でとことん無視してやった。


そんな私たちに腹が立ったのか、
お弁当箱をしまっているとーー...

美幸先輩が、私たちの前に現れた。