最近の俺達はやっぱり仲が悪い。 上手くいくはずがないのに近くにいるのが原因だと思う。 分かっていたって俺から離れることなんて出来ない。 「若ちゃんは乱暴だねぇ、ねえウサダー」 俺が若ちゃんにあげたウサダーを手の中で動かす。そんな俺からウサダーを取り上げ、若ちゃんは立ち上がった。 「キモイ男ですねぇ、ウサダーちゃん」 同じ様にウサダーを動かし、若ちゃんが微笑む。