そして、零君と私だけが


「……………………」


「……………………」



沈黙が、続く



そして……



零君がその沈黙を破る。


「遊紗」



「ん?」



「出掛けよーか!ええ天気やし?」


「え?」


「気晴らしに外の空気吸おうや♪んな?」


「い、行きたいっ…!」


「クス(笑)じゃあ、二人でいこうか」



「行く…!」


「じゃあ、決まりや♪」



そして、各自部屋に戻り


用意が出来たら


リビングに集まる約束をした