無糖男子のティーパーティー


リスが飛び付いてきた衝撃で、やっぱり床に倒れる

俺の上にはリスが居る
この状況3回目だな…


「…あの、降りて?」


俺に抱き付いたまま一向に動かないリスに問い掛ける


「………やっ」


しばらくして返ってきた返事は拒否


「リス…今日はバレンタインだよ?彼氏、待ってるんじゃないの?俺に引っ付いてる場合じゃないだろ?」


なんなんだよ…

彼氏いるくせに…
これ以上、俺に期待させるなよ


「……彼氏、いないもん……」


…は?

返ってきた返答に驚く
だって、山野…アイツが彼氏でしょ?