無糖男子のティーパーティー


いつものように合鍵を使い準備室内に入る
そして施錠

これで俺の楽園が完成
誰にも邪魔されない

さっそくいつもの定一
窓際に設置した長机に座る

鞄から先程のクッキーを取り出し…
かじる

うん、いい感じに焼けてる
さすが俺

一枚食べて、もう一枚食べようとしたら…


ゴンっ


…は?


ゴンゴンっ


入り口からの音じゃない
むしろ背後から聞こえる妙な音


音の根元をゆっくり振り返る
すると…


「?!」


口に林檎を喰わえた女の子が窓を叩いていた

なんで林檎喰わえてるの?
ってゆうかココ2階だよ?

とゆうか…君は誰?